トンデモ創世記 (扶桑社文庫 か 7-1)
トンデモ創世記 (扶桑社文庫 か 7-1) / 感想・レビュー
へくとぱすかる
志水一夫さんが亡くなって8年。この本は「オタク文化」を創世したと豪語する二人の、超おもしろい楽屋話。アニメ・特撮・超常現象など、どのページもおそろしくオタク度濃厚で、一気に読み終わった。最近は「と学会」の本が出ていないのが、ちょっぴり淋しい。ありとあらゆるネタを紹介し尽くしてしまったんだろうかなぁ。しかし世の中にオタクのネタは尽きまじ。と信じています。
2017/05/16
bluemint
サブカルの一方の黎明期を、今では大家となった二人が語り明かす。ネットの初期からの人でもあるので、論争も炎上も(ネットバトルだってさ)経験済み。そこで、挑発ってのは何か返ってくるのを期待しているわけで、返るどころかダイレクトに怒ってくる人が多い、とか、字は読めるが文章が読めない人が多い、読解力の無さというよりそもそも文に裏表があるなんてことを理解できない人たちだ、などの焦燥感が伝わってくる。
2021/01/20
Gen Kato
「識字率は高いけど、識文率は低い」「(2ちゃんねるは)人を糾弾するにも、やはりモラルの背骨が必要」「UFOがなぜ見えるか、じゃなくて、見えちゃうのが人間なんだ」など、第三章のやりとりに共感度が高かったです。
2013/09/30
結城あすか
てっきり聖書の創世記の記述がトンデモだとか、創世記に関したトンデモ本についての記事でも書いてある本かと思ったんだけど……中身を読んだら、ただの自分たちの昔話にょ。なんか昔のマニーな話を書き綴って、これがオタクの始まりだとばかりに自慢げに言い触らしてるだけにょ。
2004/06/25
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