爆笑問題の死のサイズ 上 扶桑社文庫 は 6-1
爆笑問題の死のサイズ 上 扶桑社文庫 は 6-1 / 感想・レビュー
麦焼酎
「はたして、死亡記事の大きさは、その人の価値を表すのだろうか。」この本はそんな疑問から出発して作られたそうだ。奥付を見ると20年前に出版されている。爆笑二人も今より20歳若かったのか・・・この二人が死んだら新聞記事に載りそうね。記事の大きさは現役ほど大きく、現役引退後しばらく経ってからだと大物であっても小さい傾向にある。江戸川乱歩と谷崎潤一郎だと後者のほうが圧倒的に記事が大きい。当時は谷崎のほうが人気だったのね。死後においても時代とともに変わる人気。亡くなった作家からしたら「知らんがな」というところか。
2022/12/26
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