日本よ (扶桑社文庫)
日本よ (扶桑社文庫) / 感想・レビュー
C-biscuit
本棚整理で再読。十数年前の本であるが、日本に対する根本的な問題が論じられている。特に政治の世界については、そう変わっていないような印象であり、国民性については、そう簡単には変わらないような気がする。そういう中、戦後のアメリカの介入により日本人の考え方が大きく変わってしまった。そして、いまだにアメリカの影響を受けている。そういうニュースが日常にある。さらに中国の台頭もあり、日本の経済的優位性も薄れていく。国民一人一人が政治に参加できる世の中である、正しい知識を身につけていきたいと感じる。良い本と思う。
2015/11/14
Willie the Wildcat
1999年から2002年にかけての石原氏の寄稿。2012年となり、氏の主張を振り返るとどうであろう。多少過激な言動で知られる氏の時に辛辣な表現を差し引いても、日本国、日本人、日本文化、といった観点で未だに考えさせられる点が多々ある。特に独立国家としての主義主張、戦略。政治家としての気概を感じる政治家がどの程度いるか。かなり疑問・・・。一方で、それを評価すべき立場である国民としての義務を自分はどこまで果たしていると言えるのか・・・。(汗)自分の国、文化を今一歩踏み込んで振り返りたいと感じる。
2012/01/05
権蔵
憂国、日本…ここ15年の間にも、日本人の国家観は目まぐるしく変化している。最近では、国家認識自体が希薄になり、個人主義に偏りすぎているのではないだろうか?己の功績ばかり声高に叫び、全体を見ようとしない風潮が蔓延していては日本再建はあり得ない。我々国民一人一人がまず、理想とする国家観を思い描かなければ、国家としての形すらなくなってしまうのではないか?
2017/04/16
ともあきほ
石原都知事のコラムをまとめたもの。大下氏の本を読んだ後だから分かりやすいが、わざわざ本にするまでも購入するまでもない。ただ石原氏のような強力なリーダーシップをとれる人物がもっといっぱいいればと思う。今の自分には出来ない。
2003/02/08
チバリアン
石原さんの本を、初めて読みました。いみじくも、東京都知事選挙の投票日でした。結果は、小池さんの圧勝でしたが、この本は、14年前の本ですが賛否両論はありますがなるほどって思うのもかなりありました。自分のキヤパを拡げれる本ですね。
2016/07/31
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