オッス!トン子ちゃん (扶桑社文庫 た 12-1)
オッス!トン子ちゃん (扶桑社文庫 た 12-1) / 感想・レビュー
sawa
★★★★☆ 「きゃりーぱみゅぱみゅ嬢推薦」というPOPが気になって立ち読み。70年代少女マンガ風な絵とストーリー。甘酸っぱい恋も友情もあって、なぜか芸術論まで飛び出す何とも不思議な魅力のあるマンガ。これはおもしろいー。続き読みたい。思わず立ち読みで全部読んでしまった。ごめんなさい、紀伊国屋新宿本店。(立)
2012/11/26
YM
あだち充の漫画にギャグとアート(主に岡本太郎)をぶっこんだみたいな感じ。気づいたら恋愛、友情の教訓みたいなお話で笑いながら、結構考えさせられる。きっとみんなトン子ちゃんが好きになる。
2014/10/03
kentaro mori
まっさらな眼で芸術にふれた時の衝撃、その語彙の洪水。●オメーのそのかよってるディスコパーティとやらには淋しい若者の孤独しかねえっつの!/孤独が4つ打ちのバカおどりで愛だのと叫んでろっつの!/一生人生先送りのフリーターやってろっつの!/オメーのふし穴チャクラにどんぐりつめこむぞオラ!●トン子ちゃん/人はその人のエネルギーによってくるんだ/やってごらん
2018/07/22
bb
「オメーのそのかよってるディスコパーティとやらには 淋しい若者の孤独しかねえっつの!」あたりの厳しめ人物評で笑った。それはそれとして、いちいち感動でノックアウトされてしまう、こんな豊かな感受性が自分に、あるいは身近に欲しい。仮にこのペースでトン子ちゃんの1年間分の感動を描いたら、こち亀をも超える巻数になりそう。そのような意味で、心が豊かとは人生が豊かということだと思う。カッコつけじゃないセンスが眩しい。
2013/07/23
チョビ
一種の思想マンガ。トン子ちゃんは己の哲学を持って生きているのがかっこいい。だけど、恋する乙女の気持ちも忘れていない。オンナだなあ!
2011/06/29
感想・レビューをもっと見る