中年童貞 ―少子化時代の恋愛格差― (扶桑社新書)
中年童貞 ―少子化時代の恋愛格差― (扶桑社新書) / 感想・レビュー
香菜子(かなこ・Kanako)
中年童貞。渡部伸先生の著書。性体験のない大人の男性、中年童貞の存在が増えていることがあたかも大問題のように説明されているけれど、別に性体験の有無がその人の人間的価値を決めるものでも何でもないし、些細な問題。恋愛経験や性体験が無くても尊敬できて魅力的な人は数多くいるし、そういった些細な点だけ取りあげるのはすごく不躾で失礼、ジェンダーフリー思想が必要な時代では時代錯誤に思います。
2019/07/21
とうゆ
戦後始まった恋愛の自由化により、恋愛弱者=童貞が増えてきている。自由化するということは強者による独占を生むわけだから、当然と言ったら当然の結果なのかもしれない。ただ、著者ほど行動力のある人が童貞だというのは、不思議なものだなあと感じた。
2015/06/27
しげ
性別だけで「男とはこういうものだ」とか「女はみんなこうなのだ」って決めつけるような考え方には、なんだかすごく違和感を感じてしまいます。なんか血液型で「B型だからワガママなんでしょ?」とか「AB型だから変わり者なんでしょ?」って勝手なイメージを押し付けられてイヤな思いをするような感じ。「思い込み」にとらわれて目の前のものが見えなくなる、なんてことにならないように気を付けたいです。
2013/08/25
たか
再読。
2017/06/12
爺
全国童貞連合会長のエッセイというか、まったりとした問題提起本。中高生の頃に感じていた性別感覚をそのまま引きずっているような印象。こういう人、多いのかな? 10代じゃないんだから、男とコミュニケーションとれるなら、女とだってとれるだろう、と思ってしまう。性差を意識しすぎてる気がする。飲み友達でも増やしていけば、自然女友達も増えるのでは? 一足飛びに恋人作るんじゃなくて、性別を意識しないでつきあえる女友達を作ることをオススメしたい。コミュニケーション力云々は、同性の友達もいない人が考えれば良いと思う。
2016/03/16
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