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アマルフィ

アマルフィ

アマルフィ

作家
真保裕一
出版社
扶桑社
発売日
2009-04-28
ISBN
9784594059385
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アマルフィ / 感想・レビュー

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takaC

映画を観てだいぶ後悔した思い出がありながら、「映画とは違う点もいくつかある」という作者の言に唆されて読んでみたけれど、どこがどう違うのかよくわからなかった。しかし、映画じゃないのなら舞台がアマルフィである必要はないのでは?なんて思ってしまった。黒田康作の活躍エチオピア編(ソマリア編?)は無いよね?

2016/11/06

がたやぴん

絶妙なのか微妙なのか、決めかねる。続編を読みたいとは思っているので悪い作品ではない。映画はしっかり見ておらず、イタリアの景色と織田、天海のみが脳内を支配した状態から読み始めた。誘拐物からの発展は早期に予測がつき、デコイもお約束に近く展開は予想どおり。映像化ありきの作品であると考えると仕方がない。また、あのコードネームから更に2、3名の関わりを予測したがハズれた。あとひと展開欲しかった。

2017/01/22

修一朗

はぐれ外交官が,外国の警察やテロリストを相手に誘拐事件を解決,という物語なんですけど…薄っぺら感否めませんでした。複雑なチェチェン紛争,官僚そのものの外交官の硬直した組織,イタリア警察との対決,世界遺産アマルフィのなりたち等,魅力的な題材はあるだろうに,深く入らずに,単なる警備システムを使ったミステリィになってしまった。現地取材なし。読メ皆さんのコメント通り,ストーリー的には外国である必然性なし。映画ではずれたアイデアを復活させて小説化したらしい。映画2009HIHOはくさい映画賞主演男優賞,脚本賞…

2014/04/06

再び読書

「デパートに行こう」に続いて読みました。終盤は「ホワイトアウト」を彷彿させる、息もつかせないラストで、面白く読めました。映画は見ていませんが、結構黒田と織田裕二のイメージが合って、DVDも見たくなりました。しかし、オシムやストイコビッチの母国ユーゴスラビアの様に、民族、宗教の争いは島国の大和民族には、理解が及ばない。外交官の仕事内容に、怒りを覚えながら、一気に読み終えました。「アンダルシア」に進みます。

2013/07/15

ALATA

邦人保護担当特別領事、あまり聞きなれない特別任務を担う外交官が少女誘拐、国際テロに挑む。真保さんお得意の小役人シリーズ。ホワイトアウトのようなの熱血漢とちょっと違うクールな印象があり、登場シーンは小じゃれた感じで掴みはOKといったところ。世界遺産、アマルフィを舞台に事件解決に奔走するストーリーは映画化を意識してのことなんですね、納得★4※事件が解決し紗江子と会わずに颯爽と立ち去る康作。最期はちょっとハードボイルドでいい感じです。

2022/05/09

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