ゑゐり庵綺譚 (扶桑社文庫 か 10-1)
ゑゐり庵綺譚 (扶桑社文庫 か 10-1) / 感想・レビュー
徒花
図書館。なんか期待していたよりも面白くなかった。宇宙にある絶品お蕎麦屋さんに訪れる宇宙人たちの物語だが、ブラックでもなく、どちらかというと星新一のショートショートに近いのだが、それにしては描写が細かすぎて話がもたついている。下品さが売りと聞いていたのだが、最後に収録されている「包茎牧場の決闘」くらいで、それもあまりギャグやブラックさは感じられなかった。何が魅力なのかよくわからない作品。
2016/09/02
いかちょー
徳間文庫版の「ゑゐり庵」シリーズに、同じ惑星テーマの「プロキオン第五惑星・蜃気楼(ミラージ・ハウス)」、「ランシブル・ホールの伝説」、「包茎牧場の決闘」の三篇を新たに加えた短編集。「ゑゐり庵」シリーズの頃のカジシン作品が一番好き。初めて「包茎牧場の決闘」を読みましたが、「怒りの搾麺」に輪をかけたお下品スラップスティック。お下品な中にも壮大なSFテーマがあったりしてすごい。オススメの一冊。
2009/07/03
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
宇宙の蕎麦屋《ゑいり庵》を起点として語られる連作短編がユーモアSFの面白さを存分に発揮して面白すぎる。ちょっと感動型の少し不思議SFも描けるし、こういうのも描ける作者の巾が良いですね。大爆発して売れることはないだろうけど、じわじわとゆっくり売れ続けて欲しい時代に流されない本ですね。
2011/09/04
はいむ
SF短編。昔とは思えないほどしっかり描かれていて感心。銀河ミシュラン、他にどんなお店が紹介されているのか是非知りたい。
2010/12/31
ささだい
たぶん昔読んでると思うけどいい感じに忘れていたので再読。よくできたSFって古さを全く感じさせませんね。
2010/11/07
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