散歩もの (扶桑社文庫)
散歩もの (扶桑社文庫) / 感想・レビュー
小梅
中野区に住んでいた時、中野ブロードウェイの上階は住居で、かつて青島幸男が住んでたらしいって話しは聞いてましたが、それは事実であったようだ。住人以外は入れない屋上の写真が興味深かった。
2015/01/31
しいたけ
『孤独のグルメ』コンビのコミック。文具メーカー勤務のサラリーマン上野原譲二が都内のあちこちを散歩して出会う風景だったりお店だったり。そうだよな、歩いているとどうしても、過去のこととか街に住むひとのそれぞれの暮らしのことなんかを、だらだらまったり思ってしまうよな、と寄り添いながら読み終えた。あとがきと裏話は雰囲気が一転して、メーキングがとても面白かった。モチーフにしたものだとか実際どこを歩いて谷口さんがどう絵におこしたか。読んで初めて絵の美しさ、命がけの印刷技術を知り、思わず丹念に読み返した。なるほど凄い!
2016/03/24
おいしゃん
「孤独のグルメ」の作者による、「通販生活」上で掲載されていたお散歩漫画。平凡な主人公が、平凡な街を歩き、ちょっとしたお店を発見したり、昔を思い出したり。そういう散歩大好き。原作のうらばなしも付いてて、二度楽しめる。
2017/09/03
lonesome
同じコンビによる「孤独のグルメ」より先に読んでしまったけれどこの「散歩もの」の空気もとても良かった。自分が東京の街を歩く時はほとんどライブを観に行くときくらいなので‘意味無く歩くことの楽しみ’という主人公の散歩の定義から外れるけど、初めて行くところでうろうろ迷子になるのもまた楽しいものだ。①調べない。②道草を食う。③ダンドらない。まさに散歩の醍醐味!そういう時にこそ素敵な偶然との出会いがあったりするもんだし、「静かな時間、静かな風景」を好きな人と散歩して過ごせたら素敵だな。
2015/01/28
山田太郎
このコンビのマンガの主人公はどんな状況でもひとりで盛り上がるというかきちんと楽しもうという姿勢がいいのではないかと思いました。しかし、よく考えるよな、この手の話。
2018/06/19
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