秋山 仁のこんなところにも数学が! [扶桑社文庫] (扶桑社文庫 あ 13-1)
秋山 仁のこんなところにも数学が! [扶桑社文庫] (扶桑社文庫 あ 13-1) / 感想・レビュー
へくとぱすかる
数学のエッセイだと、どこかで聞いたような話の再録が多いのだが、これはちがった。新しい話題が多いので新鮮さが楽しめた。「離散数学」というのに興味が出てくる。何かひとつの数式で解決するというより、場合分けで考えていく過程が手仕事的でおもしろい。にもかかわらずコンピュータ科学の対象なんだなぁ。
2014/01/25
KTakahashi
産経新聞の連載をまとめたものです。限られた文字数の中でわかりやすくまとめるのに苦労したのだろうと想像してしまいました。
2019/08/09
ゲンゲン
具体例と理論が結びつけられて興味深い内容ばかりだった。前から気になっていた複利計算で登場するeを用いるとローンの支払う利息を簡略的に求められることが分かった。試しに手元でローン計算すると、年利3%で35年ローンだと借り入れ金の約2.7の1.05乗になる。この計算でなぜ35年ローンか分かったような気がした。35だと利息が3%付近でちょうどeに近づくからではなかろうか。35年ローン年利2.85%で丁度eになり、すなわち借入金の2.7倍になる計算だ。この利息は昔よく見た利息に他ならない。
2016/10/04
かめかめ
数学っていうと毛嫌いするひとも多いのですが、この世の中はいたるところに数学があるのです。気がついていないだけなのです。生活の知恵のような実用的なものもたくさんあるのです。
2010/08/12
ホウジ
身近な生活に潜む数学の話題が満載。個人的にはあみだくじに当たる確率を高める方法が眼から鱗だった。
2010/03/06
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