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装飾庭園殺人事件 (扶桑社ミステリー)

装飾庭園殺人事件 (扶桑社ミステリー)

装飾庭園殺人事件 (扶桑社ミステリー)

作家
ジェフ・ニコルスン
風間賢二
出版社
扶桑社
発売日
2011-09-29
ISBN
9784594064778
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装飾庭園殺人事件 (扶桑社ミステリー) / 感想・レビュー

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藤月はな(灯れ松明の火)

ホテルで死んでいた造園作家。明らかに自殺と思われる現状に待ったをかけたのが彼の美貌の妻(因みに心は愛し合っていないが、体は愛し合っていた関係)だった。彼女に巻き込まれた関係者が大集合を掛けられたのは・・・。隠し子、淫行クラブ、伝記の隠語、役者による被害者の再現、薬物、暴力、恐喝、誘拐などなどが次々、出てくる奇天烈さ。特にジョージ・ウッドの気持ち悪い手紙なんて『人間椅子』じゃん。原題を見て納得。でもファンサムとコンラッドはトホホだと思うよ。

2016/06/17

Betty

なんとも風変わりな展開だった。一人の造園家がホテルで死亡していた。自殺か他殺か・・・「夫は殺された」と未亡人は複数の人物に捜査を依頼する。次々と依頼された人物の目線で語られ造園家の人なりが浮き彫りにされていく。どの人物も癖があり退屈はしない。最後に一同を集めてネタバレがあるのですが驚きというより全体とのバランスがすごく良いと感じた。

2011/11/02

Carella87

「きょとん」「ぽかん」が読了後の第一印象。読んだページの分だけ徒労感が募ってきて、それでも足元をすくわれるような解決を期待して読み進めると、ゆる~い膝カックンをされた感じ(ウヘッ)。

2011/12/07

timeturner

やたら沢山の語り手がいてそれぞれの言い分を勘案して犯人を割り出すのかと思ったら、なんだこの結末! 作者が目の前にいたら殴ってるかも。庭園なんて関係ないじゃないか。

2018/12/08

ネムル

このオチに驚きも呆れもせず、ただただ懐かしい読み心地を覚えてしまうのは仕方がない。その結末はとりあえず無視するとして、登場人物皆変態という不思議な熱気による、ブラックでシニカルな笑いは絶品。

2012/04/20

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