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増税は誰のためか <神保・宮台マル激トーク・オン・デマンド Vol.9>

増税は誰のためか <神保・宮台マル激トーク・オン・デマンド Vol.9>

増税は誰のためか <神保・宮台マル激トーク・オン・デマンド Vol.9>

作家
神保哲生
宮台真司
神野直彦
高橋洋一
野口悠紀雄
波頭 亮
大野更紗
武田徹
出版社
扶桑社
発売日
2012-04-12
ISBN
9784594065867
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増税は誰のためか <神保・宮台マル激トーク・オン・デマンド Vol.9> / 感想・レビュー

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駒場

書店でとりあえず色んな層に手にとってもらおうと思ったのだろうが、タイトルと表紙デザインからだとコンビニムックみたいな印象を受ける。だが中身は結構真面目で、元財務相官僚や財政学の大家、経済学者たちとの対談集である。経済学的、政治学的、社会学的な立場からそれぞれ論じているので飽きない。日本では納税者たる国民までもが財務官僚のように財政赤字を憂い、税の使い道や国のグランドデザインの議論が置き去りにされている。そのような危機意識から、「財務省的」な立場の対談はなく、国民目線を意識して書かれている本

2015/07/18

遠山太郎

日本人が1位、40%。生きるのに困ってる人を政府が助けるべきでない。生活保護者250万人、潜在は700万人。利権、世代間格差、貧困問題、0成長、不幸な日本の問題はいくらでもある。行政改革、税制改革、産業改革、構造改革、どれも案はあるができそうにない。 あまりしゃべらない宮台さんが気にかかった。さてそれでも社会をどうするか。一つの回答が美しくあることか ワークショップか http://www.miyadai.com/index.php?itemid=959 

2012/04/25

takizawa

街頭インタビューの一般市民が財務官僚みたいなことを言っている。多角的な検討材料を与えるのはマル激のような非既存メディアが適しているのだろう。ただ,ゲストの持論がやや極論で私にはついていけなかったなぁ。陰謀論的な財務省悪玉説も見られたが,フェアではないと思う。大野更紗さんの対談は◎。経済以外の話が多く,宮台先生もよくしゃべっていたし。

2012/07/09

八乙女かもめ

いろいろな立場の人がいましたが、足りない方から増税する、というのではなく、どういう社会を目指すのかを考えた上で税のあり方を考えよう、というのは、共通した見解であるように思いました。マル激は、宮台さんの社会学的な視点も面白いですが、神保さんが分かった振りをせず突っ込んでくれるので、知りたい情報が分かりやすくまとめられてて、とてもお勧めです。

2012/07/05

shimbo

なかなか面白かった。野口悠紀雄さんとの対談が特に勉強になりました。野口悠紀雄さんの本は経済学の専門書みたいなんだろうと食わず嫌いをしていましたが、是非読んでみたい。▼財政悪化の要因を整理することなく、金が足りないから増税っておかしくない?なぜ、消費税なのか十分に議論されたの?って根本的なところも考えさせられます。

2012/06/25

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