コマ大数学科 特別集中講座 (扶桑社新書)
コマ大数学科 特別集中講座 (扶桑社新書) / 感想・レビュー
Kaz
数学と物理学の違いだとか、映画と数学の関係だとか、興味深い内容が満載の対談集。数学は好きだったのに文系に進んだのは、物理が嫌いだったから。数学だけならもっと素敵な学生生活ができた・・・かもしれない。
2015/03/20
0607xxx
対談だけでなく、問題も数問載っており楽しめました。番組自体はそこまで観ていませんでしたが、マス北野の数学に対する愛を確認できました。中学ぐらいの問題集から暇つぶしで始めてみようかな~
2014/03/15
いっち〜
元がテレビ番組と知らなかったけど、普通に数学読み物として楽しめた。少しだけ学生時代に数学の勉強してた時のことを思い出した。図形問題や数学クイズが面白い反面、もはや哲学の領域に片足突っ込んでるような深い内容もあり、短くても一筋縄ではいかない。著者2名による映画や小説での数学も興味深く、確かに受験で使う数学と、個々人が必要性や興味に基づいて深めていく数学ではベクトルが全然違う。個人的に目から鱗だったのは旅館の代金を扱ったクイズで、「もっともらしい計算や数式で人は簡単に騙される」ということを如実に実感できた
2021/10/25
ちくわん
聖地、八重洲ブックセンターで購入。午後には読了。先日読んだビートさんと常連の竹内一族の薫氏の対談。薫氏は同番組に出演されていたんだ。私は、この番組は一度も観たことがない。軽い会話がトントン進むので読みやす過ぎた。両氏の主張も大体把握していたので新鮮味は特にない。それでもP143の覆面算は強烈だった。東大チームのお姉ちゃんが、どんなだったか気になる。 しかし聖地には地方にはない、スーパー驚くような本が置いてある。さすが「ブックセンター」だ。
2018/02/08
anco
数学と物理学の違いは、小説とノンフィクションの差。人間の脳が宇宙について考えた、その記述の方法が数学。科学はどんなことでも計算できるわけではない。例えば、ニュートン力学では2体問題は解けるが、三つ以上の物体になったら解けない。数学は森羅万象を表すことができる。0と1の間には概念のギャップがある。大きさのない点は数学の世界の話、少しでも大きさ、重さを与えた途端物理学の世界になる。たけし映画は数学を応用して撮られている。数学の問題も掲載されており、二人の対談がおもしろかったです。
2015/07/11
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