奥田民生になりたいボーイ 出会う男すべて狂わせるガール
奥田民生になりたいボーイ 出会う男すべて狂わせるガール / 感想・レビュー
さらば火野正平・寺
大根仁&妻夫木聡&水原希子で映画にもなった原作漫画。恋というのは時に人生を狂わせる。高嶺の花と恋をすれば、選ばれてある事の恍惚と不安を味わうのである。オシャレなものの滑稽さがよくわかる。男が奥田民生に憧れる気持ちはわからなくも無いが、同じ広島人の私が聴いても奥田民生の歌は、思わせ振りな歌詞を間延びさせて唄っていて眠たくなる。ユニコーンの方が好きだ。まあどうでもよいのだが。
2019/09/06
も ち@病気療養入院中のためオヤスミしています。
奥田民生になりたくていいじゃない!むしろ、奥田民生になりたいボーイがいいじゃない!このマンガ、「編集業界サブカルヒエラルキー」、今っぽく言えば、「マウンティング」が皮肉って書いてあり隅から隅まで読んでは苦笑いしてしまう。人の持ち物、知識を褒め、何気に「それについて知っている自分」を主張する様は、まさしく業界そのもの。あぁ、「出会う男すべて狂わせるガール」の潔さよ!かつて「奥田民生になりたいボーイ」だった青年よ、これでよかったのかい?大人になるってこういうことなのかい?まさに「今」読んで欲しいマンガだ。
2015/12/05
アコ
Kindle Unlimited:「カフェでよく~」に続くサブカルヘタウマ漫画。35歳編集者コーロキがアパレルプレスあかりに翻弄される。前者が〈奥田民生になりたいボーイ〉で後者〈出会う男すべて狂わせるガール〉/終盤の狂気じみた展開~意外なラストに驚いた。意識高い系のオシャレ生活やサブカルを笑うようなくだりもあるので好き嫌いは分かれそう。個人的には好き。ガッツリこの世代だからかも笑◆主演・妻夫木&水原希子で映画化。prime videoにあったので観てみよう。
2019/03/24
zirou1984
だいたいにおいて○○になりたいと憧れておきながらその人の作品にしか興味がなく、その人が何に影響を受けてきたのかインプットを知ろうとしないワナビーに碌な試しはないしそういう○○が好きな自分、みたいなので自分アピールしてくるウザい感じが嫌いなんだけど返す刀で思わず切腹したくなるのは何でだろうね。青かった時期のこっ恥ずかしさを濃縮した感じの腐臭具合。とりあえず主人公の35歳という年齢設定のお前頑張れよ感と冒頭におけるオシャレサブカルの集まりにある嫌な感じを濃縮したホームパーティーの感じは嫌いじゃない。
2018/12/25
UC
渋谷直角さんの第二作目です。最近渋谷さんの作品にハマりつつあります。男って必ず「誰かみたくなりたい」って願望がある生き物だと思うし、女性にも属性の違いあれどこういうモテ方をする人は集団に一人はいると思います。ファンション誌のプレスの女性といえば、映像作家の大根仁さんがポパイで連載されてる『東京タイアップデート』を連想します。例に漏れず僕もポパイの愛読者ですが、あそこに登場する女性たちは確かにみんな“きらびやかなモテそうな女性”なんですよね。あー、俺も狂わせられてみたい!(アホ)
2015/10/24
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