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夫のちんぽが入らない(扶桑社単行本版)

夫のちんぽが入らない(扶桑社単行本版)

夫のちんぽが入らない(扶桑社単行本版)

作家
こだま
出版社
扶桑社
発売日
2017-01-18
ISBN
9784594075897
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夫のちんぽが入らない(扶桑社単行本版) / 感想・レビュー

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starbro

話題になってから、図書館に予約したのでようやく読めました。発売されてから1年のため、新作ハンターとしてはギリギリです。タイトルのインパクトが強いですが、読み易い私小説的恋愛教師小説でした。文章は悪くないので、次回作も期待です。世の中にこういう症状の人はどの位の割合で存在するのでしょうか?

2018/01/12

鉄之助

エロい本かと思って、読み始めたら大違い。極めて真面目な、夫婦の生き方、教育問題、心が壊れる人々の実態…などなど、鋭くえぐった作品だった。「どん底」を持っているだけで、私は強い気持ちになれる。この言葉は、私に対する大いなるエールと受け取れた。このタイトルで出版することに著者は大いに迷ったそうだが、編集者の「このタイトルが良いんです。最高のチンポにしましょう」との心意気に押され上梓。この編集者・扶桑社の高石智一氏にファインプレイ賞を贈りたい。

2018/10/21

ミカママ

旬の作品は旬のうちに。「ちんぽが入らない」のフレーズが枕詞のように使われていることに辟易しながらも、文章の上手さにのっかって一気読みでした。夫婦の形はひとつではない。大切な彼が「批判にさらされたとしても、私だけは味方でいよう」が、作品の全てを語っているように思います。

2017/02/19

菅原孝標女@ナイスありがとうございます

「…な、なんじゃこりゃ」読み終わって思わず口にした言葉がこれだった。どうか、タイトルで敬遠しないでほしい。もっと多くの人に読んでほしい。大学で教育を専攻しているので教育現場の話もあって興味深いエッセイだった。どうかこの夫婦が朽ちる時まで幸せでありますように。

2020/01/22

三代目 びあだいまおう

何かの比喩表現だと思ったタイトルは、著者の悩みそのもので、生きていく痛みの根底だったんですね。二人の出会いはあり得ないほど不自然な著者一人暮し初日。その出会いはこれまで孤独世界で隠れるように生きてきた彼女の生活に潤いを与えた。しかし時に強制的に『潤い』を与えても夫のちんぽは入らない!きつめな人生かも知らないけど、それでいいと思うし、いい夫婦だよ!つくづく思うけど、親子だからって夫婦だからって家族だからって、それだけで上手くいくわけない。ちゃんとお互いで親子に、夫婦に、家族に『なる努力』が大事なんだ‼️🙇

2019/02/24

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