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ほんのきもち

ほんのきもち

ほんのきもち

作家
朝吹真理子
彩瀬まる
いしいしんじ
乾ルカ
オカヤイヅミ
甲斐みのり
鹿子 裕文
木皿泉
今日マチ子
小林エリカ
坂木司
桜木紫乃
佐藤ジュンコ
平松洋子
藤野可織
文月悠光
出版社
扶桑社
発売日
2018-08-10
ISBN
9784594079000
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ほんのきもち / 感想・レビュー

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しんごろ

ちょっとした贈り物、お土産にまつわる16人のショートエッセイ集。“お福分け”に“小歳暮”かあ。こういうのいいね。個人的には“ほんのきもち”の加減がわからん。でも、人に物をあげるときは、感謝の気持ちと相手が喜んでくれる姿をイメージしてあげてはいるかな。そして、人に何かをあげるだけが“ほんのきもち”ではない。人それぞれの“ほんのきもち”があるんだね。16人の作家さんの“ほんのきもち”に対しての考え方、参考になりました。そして読了後は気持ちも穏やかになりました。

2021/05/25

いつでも母さん

「ほんの気持ちです…」「気持ちばかりで…」贈り物を考える時間が割と好きだ。押し付けにならぬように渡したい。が、贈られるのは苦手なタイプでもある。贈る側は私の事を思って選んでくれているのにね。嬉しいのに照れくさいのだ(厄介な性格でしょ?)16人からなるエッセイとコミックとショートストーリー。どれも良かった。木皿泉さんのダンナの祖母さまの事、坂木さんの味噌汁最中、鹿子さんの読者、桜木紫乃さんのある編集者の言葉…ほっこりじんわり沁みて、最後の乾ルカさんに泣かされた。

2021/07/10

やっさん

★★☆ 手土産や贈り物をテーマとしたエッセイ集。桜木紫乃先生を目当てに読んだけど、そのほかも読み応えあるのがちらほら。手土産を選ぶのは大好きだから、これから尚更意識しそうだ。

2021/01/10

モルク

「本のきもち」だと思っていたが、16人の作家さんたちの贈り物や手土産に関するものだった。思わずメモをとってしまいたくなるほど興味溢れるものがいっぱい。もう物は増やしたくないのでいただくなら食べ物がいいし、差上げるのも吟味してと思っている。自分では最高に美味しいと思って取り寄せほくほく持っていっても、後から何の反応もないとちょっとガッカリ。この本を読んであれこれ想像するだけでにんまり。装丁も可愛らしいし最後に編集部がおいしいものリストをあげておいてくれたのも役立った。

2019/03/16

おたけஐ೨💕🥒🍅レビューはボチボチと…

86/100点 エッセイ、ショートストーリー、コミックで綴る贈り物に関する16人のほんの気持ち。贈る者、いただいた者の笑顔がフッと目の前に浮かぶような文章の数々と、小ぶり素敵な本の装丁に中のイラストも可愛い素晴らしい一冊です。平松さん・木皿さん・彩瀬さん・文月さんが読んで気に入りましたが、やっぱり極めつけは最後の乾さんのお話。二度読み返して二度泣きました。これだけでこの本を読んだ価値がありました。

2018/11/12

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