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数えないで生きる

数えないで生きる

数えないで生きる

作家
岸見一郎
出版社
扶桑社
発売日
2021-01-31
ISBN
9784594087142
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数えないで生きる / 感想・レビュー

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ホークス

2021年刊。アドラー心理学者による人生への助言。「誰にも当てはまる一般的な人生の意味はない。人生の意味はあなたが自分自身に与えるものだ」の言葉に打たれた。自立とはこの事だと思う。「孤独は山になく街にある」という言葉も重い。完全に受容される幸せなど幻想だし、多くの人に囲まれるほど孤独は深まる。私のように空気や世間が苦手な者は孤独、という訳ではない。「老いとは新しい自分になる事」という話はとても尊い。人間はただ生きているだけで価値がある。生きている一人の人に比べ、ランク付けの尺度など何の重みもない。

2021/11/10

パフちゃん@かのん変更

成功よりも大事なこと、それは幸福である。「今、ここ」を生きること。人から認められようとするのは虚栄心。心に希望さえあれば、人間はどんな苦難にも耐えて行ける。などなど・・・

2024/08/22

パフちゃん@かのん変更

人生において本当に大事なものは幸福だ。次に生きているだけで自分に価値があると知ること。第三に、過去も未来も手放し「今、ここ」を生きること。陽とは何かにつけ、数えて生きている。年収、偏差値、寿命、貯金・・・。成功は量的だ、幸福は質的である。機嫌が良ければ、他の人を幸福にすることができる。機嫌が悪ければ、他の人が不幸になる。子どもも大人も生きていることに価値がある。そのように感じられたとき、人は幸福であることを実感できる。などなど・・・

2024/11/09

西

根っこは同じなんだけど、表現の仕方が少し以前とは異なっていた本作。悪い意味ではなく。たどり着く場所は同じなんだけど、読み手に想像を任せるというか、考えさせるような書き方になっているような気がした。再読して自分なりに吸収したいなと思う。タイトルにもなっている、数えないで生きるということ、今自分にとって何が本当に大事なのかということ、自分は周りの人にどのように貢献できるのかということ、もっと考えて生きていきたいと思う

2021/05/04

KAN

読書メーターで新刊本が出たら通知してほしい作家を登録できるが、岸見先生もその一人。それでも本の内容はチェックをして購入を決めるが、この本はタイトルだけ見て則購入。丁度そういう内的なタイミングに同期していたのかも知れない。眠る前に少しずつ読み進め、時には抜き書きもしながら自分を見つめる、「今ここ」の自分と作者の文章との対話のみがある、そういう読み方ができる。自分の人生を数えつつも、数えない生き方。矛盾した言葉だけど、矛盾はない。また読み返しながらしばらく手許に置いておきたい。

2021/03/06

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