大聖堂 夜と朝と(上) (海外文庫)
大聖堂 夜と朝と(上) (海外文庫) / 感想・レビュー
starbro
ケン・フォレットは、「針の眼」以来、40年近くに渡って読み続けている作家です。キングスブリッジ(大聖堂)・シリーズも読み続けています。最新作は上中下全3巻、1,500頁弱の大作です。上巻は一気読みしました。トータルの感想は全巻読了後に。 https://www.fusosha.co.jp/books/detail/9784594087227
2022/12/19
のぶ
ケン・フォレットは「大聖堂」という邦題の作品を本作も含め三作出しているが、最初の「大聖堂」の面白さと興奮は今も忘れ難い。本作は「大聖堂」の前日譚として出版されたもののようだ。全三巻の上巻を読む限りだが、まだ物語に大きな動きはない。主人公はエドガーという船大工の息子の青年のようで、上巻では街が襲来したヴァイキングによって壊滅的な被害を受ける。船大工を営んでいたエドガーの一家も、父が殺されてしまう。船着き場の渡し守の職を得たエドガーは、伯爵令嬢ラグナと出会いを果たすがこの先どうなるのか?次に進みます。
2022/11/07
k5
やっぱり大好きケン・フォレットの歴史もの。今回はヴィンランド・サーガの時代から少し先、ヴァイキングの襲撃で村が滅んでしまうような暴力の時代。強く前向きな男と女が配置され、過酷な運命に立ち向かう。「朝ドラだなー」と思いながらも、ハラハラして読んでしまうドラマツルギーが好きです。時代背景が説明ではなく実感として伝わってくる書き方もいつも通りなのだけれど、それが心地よい。ゆっくり中巻へ。
2023/01/21
ぽてち
昨年末は『ネヴァー』(全3冊)を一気読みしたが、今年は『大聖堂 夜と朝と』(全3冊)を一気読みすることになった。2年連続で年末にフォレットの新作を一気読みできるなんて夢のようだ。さて、本書は「大聖堂」と冠されているとおり、キングズブリッジ・シリーズの4作目だ。これまでの流れからすると舞台はアメリカかも?と思っていたが、なんと997年のイングランドという設定だった。これは1作目の『大聖堂』より前の話になる。群像劇だが、主人公に当たる青年(少年?)エドガーがなかなか魅力的だ。フランスから来たレディも気になる。
2022/12/30
ひまわり
翻訳ものなのにグイグイ読ませる。人物たちがキャラがたっていて面白い。続きを早く読みたい。
2024/02/15
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