パリ季記 フランスでひとり+1匹暮らし (天然生活の本)
パリ季記 フランスでひとり+1匹暮らし (天然生活の本) / 感想・レビュー
アキ
2002年32歳の時はじめての海外生活は青春の1ページだった。パリで4年暮らし、諸事情で日本へ帰国した。それから16年経ち、52歳になった私は、オス猫のピガとユピを連れて再びパリで暮らし始めた。臨終の床で「なぜ私はあのとき、もう一度パリへ行かなかったんだろう」と思うのだけは、絶対に嫌だと思った。『天然生活』に連載されたエッセイ。年齢を重ね、人生経験も積んで再訪したパリの街、そこで暮らすフランス人、日本人との出会いの描写は実に滋味深い。一度目とはまるで違う、ゆったりとした気持ちでシンプルな日常を送っている。
2023/06/12
hiyohiyomaru
天然生活連載時にとても楽しみにしていたエッセイ。あの頃の空気ごと懐かしんだ。
2023/01/28
せしる
復刊、だけど古びていなく、フランス、パリという都市の断片を知れる1冊
2024/02/18
vivi
★★★☆☆
2022/11/28
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