銀河鉄道の夜――ますむらひろし賢治シリーズ① (扶桑社文庫)
銀河鉄道の夜――ますむらひろし賢治シリーズ① (扶桑社文庫) / 感想・レビュー
mahiro
銀河鉄道の夜最終形とブルカニロ博士篇の2つが入っている。私が昔最初に読んだのは最終形の方だった。アタゴウル物語のファンなので猫の姿の登場人物達にも違和感はなく、幻想的な物語の雰囲気にあっていると思った。後書きで銀河の野原に立っている三角標が夏の大三角からイメージされたのでは、というのがなるほどと思った。ますむら氏版銀河鉄道の夜は今某新聞に連載していたフルカラーの第3稿が完結したところ、稿を重ねる毎に深みが増した3番目の銀河鉄道の夜も是非読むつもりだ。
2023/07/10
キーにゃん@絶対ガラケー主義宣言
大昔に読んで、また読みたいとずっと思っていたので、文庫の棚で発見して即購入。印象は変わらず、賢治の世界に連れて行ってくれた。ただ、もうコミックの文庫サイズは年齢的にキツいと思い知らされ(T-T)
2023/06/12
しゅー
★★★この名作はコミックのほうが読みやすかった。
2023/08/14
bittersweet symphony
猫化しているのはやはりちょっと全体のテイストをそちら方面に寄った感じにはしてしまいますね。半分夢オチだとはいえ4稿目の救いのない感じはなかなか辛いところ(賢治が最終的にどうしたかったのか、も永遠の謎ではありますが)。
2023/06/24
必殺!パート仕事人
朝日ソノラマ版2冊を1995年に文庫化したとあります。私が読んだのは約20年後に再版されたもので、あとがきも当時のままでした。文庫になるともう絵の美しさは楽しめません。私の年齢では吹き出しも読みにくい。記憶をたどるよすがとなるぐらいかもしれません。
2024/02/03
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