en-taxi No.3 (AUTUMN 2003) (ODAIBA MOOK)
en-taxi No.3 (AUTUMN 2003) (ODAIBA MOOK) / 感想・レビュー
ダイキ
保田與重郎特集。福田和也氏と柳美里氏が身余堂や義仲寺など所縁の地を尋ねる。柳氏の文章が良い。「いつ自殺するかわからない」「高校を退学処分になった十六歳のとき」読んだ本の中に『現代畸人伝』があったことを、それから十二年後、福田氏の著書によって思い出し、「こころが凍った」という。 「あのころ、あのはじめての本を手に取った十五歳のころに彼が生きていたのなら、ここ(身余堂)を訪ねてみたかった。(略)彼は朝日をくゆらせながら、語尾がくぐもる早口の関西弁でなにを語ってくれるのだろう? わたしはなにを訊ねるのだろう?」
2020/03/10
感想・レビューをもっと見る