和歌の心と情景
和歌の心と情景 / 感想・レビュー
るうるう
「和歌と短歌は同じもの?」「和歌の解釈はみな一様か?」といった疑問から、この科目をとる。教科書を読んだだけだが、いくつか発見があった。万葉仮名の読みは不確定だったこと、ひらがなの登場により音を正しく表現・伝達できるようになったこと。そして与謝野晶子が『源氏』を口語訳したけれど、そも古典文学の口語訳は彼女の”発明”だったこと、北原白秋のモダンな”うた”も、やはり新ジャンルの開拓だったこと、等々。どの分野でも言えそうだが、最初の開拓者が一番完成度が高い・・・
2012/04/17
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