KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

錯覚の科学

錯覚の科学

錯覚の科学

作家
菊池聡
出版社
放送大学教育振興会
発売日
2014-03-01
ISBN
9784595314612
amazonで購入する

錯覚の科学 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

masa

人に起こり得る視覚的な錯覚と心理的な錯覚について理解できた。普段あまり意識していないところで様々な形で錯覚が存在していることがわかり勉強になった。今後の自分自身の考え方にも良い影響があると思う。

2024/05/11

tenso_h(堀川てんそ)

錯誤相関と確証バイアスの連携ループ(血液型迷信)、認知的不協和(喫煙者の自己喫煙肯定)、等々錯覚という切り口の多様性が面白い。錯覚の不可避を理解し、自分は客観視を心がけている真実の探求者・・などという独善は要注意。本書にもある「錯覚は悪ではない」もそうだけれど、そもそも人は良き錯覚の探求者。個性的な認知の世界に生き、願わくば互いの錯覚を検討し合えるような深い関係を築きたい・・でいいじゃないか。メタ認知・・高次、客観的な認知の把握?が得られたらヨシ・・もまた錯覚か。

2014/07/29

るうるう

面白かった。当初、いわゆる錯視が主たるテーマと予想していたが、それはごく一部にすぎず、絵画や記憶、マルチ商法の心理学、人間の思考のくせなど、多方面にわたった。ただ、ロフタスの記憶の書き換え説や、血液型性格診断の議論には賛成できない面も。

2019/02/23

masasamm

放送大学の教科書。人間の錯覚を学ぶことを通じて、認知についての理解が進む。メタ認知能力を高めることにもつながる。

2018/07/29

ばーにん

大学で今期履修した科目のテキストです。 こんなに楽しく受講できた授業は久々でした。 錯覚の世界の奥深さたるや…知らないことを知る喜びを、しみじみ感じました。 テキストのみですと少しかたい感じではありますが、専門用語に関する例えがどれも身近で、理解しやすいように配慮されていました。 本の感想から脱線しますが(^-^;、放送授業も毎回楽しくて、あっという間の45分間でした。

2017/01/22

感想・レビューをもっと見る