英国のスパイ (ハーパーBOOKS)
英国のスパイ (ハーパーBOOKS) / 感想・レビュー
猿吉君
伝説のスパイと凄腕の殺し屋が全編にわたって活躍、スピード感があって長編ですがサクッと読めました。①巻末のそれまでのあらすじは最初に読むと判りやすいかも。②ケラーの殺し屋スキルが突き抜けていて非情だけとかっこいい、ガブリエルは頭脳プレイがメイン。③メインの敵も有能で単なるやられ役じゃない。④現在の状況を考えると真の敵が凄くリアル。点数80/100→ラストできっちりオチが付いていて納得できましたがまだまだ全然サーガが続くみたいなので追いかけたいです。
2022/07/14
NAO
英国の元皇太子妃が乗る船が爆破炎上したことから始まるテロリスト対スパイの報復合戦。英国情報機関が秘密裏に事件解決の要請をしたのがイスラエルの諜報機関の工作員。その相棒として選ばれたのは、爆破実行犯の過去を知る元SAS(英国特殊空挺部隊)の殺し屋。賢く抜け目がない犯人と、彼を追うイスラエルのスパイ。読み始めたら、一気読みだった。
2023/10/27
Nat
図書館本。前作の事件終了後からまだ72時間という設定でガブリエルとキアラが登場。ケラーと因縁がある爆破テロリストとの対決。そこにロシアが絡み相変わらずの死闘が繰り広げられる。筆者が著者ノートで述べているように、現在の国際情勢が小説のストーリーと果てしなく近くなっているように感じる。危惧していたようにロシアはウクライナに侵攻し、益々先が見えない状況になっている。
2023/04/26
だいだい(橙)
この著者は初読み。アクション映画みたいで面白かった。若い頃、ロンドン出張に行くとIRAのテロに遭うかもしれないと心配していたことを思い出した。そんな時代にアイルランドに潜入した英国のスパイ、ケラーはその後味方に誤爆され、死んだことになっていた。ケラーはコルシカでマフィアの親分に拾われ殺し屋として生計を立てていたが…という筋書。シリーズの主役であるイスラエルのスパイ、ガブリエルとケラーは、敵役を追いかけてヨーロッパ中を駆け回る。脇役として出てくるロシアの女スパイがいい味を出している。翻訳も秀逸。
2021/02/27
うたかたの日々
ガブリエル・アロン2冊目、今回はひたすらにスパイ活動。テロ、爆弾読んでいるだけで少し怖くなる、スピーディーでリアルな展開。長さを感じさせない面白さ、次も楽しみだ。
2018/06/20
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