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サイレント 下 (ハーパーBOOKS)

サイレント 下 (ハーパーBOOKS)

サイレント 下 (ハーパーBOOKS)

作家
カリン・スローター
田辺千幸
出版社
ハーパーコリンズ・ ジャパン
発売日
2017-06-17
ISBN
9784596550606
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サイレント 下 (ハーパーBOOKS) / 感想・レビュー

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W-G

初っぱなから、犯行現場に戻り、事件が展開し始める。ていうか、そんな捜査ミスあるか?というか、上巻で300頁くらい使って、そこにすらたどり着かなかったの?とビックリ。今回は事件の異常性はかなり薄く、過去シリーズの精算と、今後への布石がメインな感じ。アマンダいわく「手強い女」らしいレナが、とにかく無能&情緒不安定。これは警察組織として厳しく処分しなきゃダメだろなレベル。しまいにはジャレド…。キャラのオプションの盛り付けが凄い💦そりゃサラも冷静ではいられない。これはこれでシリーズファンには面白い作品。

2019/06/30

のぶ

下巻に入り登場人物も整理され、読みやすくストーリーが流れ始めた。ウィルを中心としたチームが捜査を進めるが、殺害されたアリソンの恋人のジェイソンも殺害されてしまう。動機や真相はどこにあるのか?留置所で自殺したトミーは事件とどう関わっているのか?最後に収束を迎え、全体として内容も分かりやすく、楽しく読む事が出来た。このシリーズは過去に2作読んでいるが、他の有名シリーズに比べ主役のウィル・トレントの存在感が薄いような気がする。もっと強烈なキャラならより強いインパクトで読む事ができると思うのだが。

2017/09/05

巨峰

ウィル・トレント特別捜査官シリーズ。作者のミステリーは残虐描写が売りの一つになっているが、本作はそれほどでもない。3人の若者の命を奪った一連の事件を背景に、トレントの推理が冴える。本作は、ウィルのシリーズ前に完結したグラント郡シリーズのレギュラーとおもわしき人々が多数登場していて完結したシリーズの後日談のような趣だけど、グラント郡シリーズは残念ながら6作中1作しか翻訳されていない。この本だけでも読み応えがあったが、ただ、グラント郡シリーズを読んでいたら別の楽しみもあったかもしれない。

2018/09/19

ナミのママ

犯人、わからなかった!前回3作品より残虐さが少ないかなと思いながら読み進めたけどまさかの展開でした。それにこの終わり方はなんですか!ウィルとサラの関係も気になるし、レナはどんなヤツなんだ?読ませますね。楽しみなシリーズです。

2020/07/11

future4227

上巻はミステリー、下巻はサスペンスというのが、どうやらこの作家さんのパターンらしい。前作『ハンティング』でお預けになっていたサラとレナの関係がようやくはっきりしてくる。サラは美人で頭も良くて、人柄もとてもいい魅力的な女性なのに、なぜかレナのことになると別人のように偏屈な人間になってしまう。桶屋が儲かったのを風が吹いたせいにしてるようなもんなのに。そんなサラと特別捜査官ウィルとの禁断の恋は進展するのか、このじれったさがまたなんともいいのだけど。殺人事件の謎解きよりも人間ドラマとしての面白さが加速してる。

2017/12/16

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