ブラック・ウィドウ 上 (ハーパーBOOKS)
ブラック・ウィドウ 上 (ハーパーBOOKS) / 感想・レビュー
くたくた
パリでユダヤ人を標的にした大規模な爆弾テロが発生する。仕掛けたのはISIS。やがてサラディンと名乗るテロ指導者の存在が浮上する。ヨーロッパ育ちでイスラム過激思想に傾倒した女性がテロ実行犯として使われているのに着目したガブリエルは、女性医師のナタリーを潜入工作員として育て、ISISに送り込むことを計画する。フランス情報局、MI6との協力のもと、静かに水面下でISISのヨーロッパ方面のネットワークに侵入する作戦が進行していく。上巻は、ガブリエルの束の間の育児休暇から、スパイの育成、ISISに遂に接触するまで。
2021/01/22
うたかたの日々
前半はガブリエルの活躍も少なかったが、スパイを育てるところとかとても興味深く読み進めた。続けて後半へ
2019/02/10
スー
134パリとアムステルダムで大規模な爆弾テロが発生、ガブリエルはテロの黒幕でISISの指揮官サラディンという謎の人物を見つけ出し罪を償わせる事に、謎の多いサラディンを探す為に一般人の女医を訓練して組織に潜り込ませる。訓練と潜入は緊張感があってとても興味深く読めました。訓練を受けライラとなった女性は無事に帰れるのか?ガブリエルはサラディンに辿り着けるのか?下巻が楽しみです
2020/10/03
wase
テロ首謀者の元にスパイを送り込むといった内容。上下巻に分かれていて、残念ながら上巻はスパイ育成が主体だ。 ナタリーはよくスパイの要求を受け入れたなと思う。ある日突然、機密組織から「テロの首謀者を追ってくれ」なんて言われたら普通は断るよ。ガブリエルがナタリーをスパイに仕立て上げ、彼女をフランスに送る際の「ナタリーは彼(ガブリエル)が描いた傑作だ〜サラディン以外の相手に売却する気はない」の文がとにかくかっこいい。全文を貼りたいくらいに。
2022/01/10
stobe1904
【美術修復師ガブリエル・アロンシリーズ新刊】イスラエルの諜報機関オフィスの長官に就任予定のアロンに、フランスで発生した爆弾テロについてフランスから要請に基づき共同で捜査を行う。フランス生まれのユダヤ人女性をテロの黒幕とされるISISに潜入させる危険な賭けにでたアロンたちだが、成功するか?タイムリーでリアリティがある設定ゆえか、このシリーズがとても好きなせいか、上巻から一気読みとなり下巻もさらにペースが上がりそうな予感。
2018/08/21
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