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岬一郎の抵抗 上

岬一郎の抵抗 上

岬一郎の抵抗 上

作家
半村良
出版社
毎日新聞出版
発売日
1988-02-01
ISBN
9784620103532
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岬一郎の抵抗 上 / 感想・レビュー

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山口透析鉄

この作品は当時読んでいたSFマガジンで高橋良平氏だったかが「必読」と書いていたので、単行本を図書館で借りて読みました。 超能力ものでもあり、ある意味、半村氏による幻魔大戦でもあり、また、キリストに相当する主人公の福音書でもありました。 SF大賞受賞は当然の大作でした。

そうたそ

★★★☆☆ 超能力というSF要素を著者お得意の下町話に入れ込んだ大作。超能力といえども、そこで描かれるのはSF的な何かというよりも、むしろ人間の業なのではないかと思う。一気に読んでしまうというような類の面白さではないが、超能力を通して描かれた社会から考えさせられるものは多いと思う。

2020/04/30

ニッシャ

SFです。面白いです。下巻に突入です。少し時代が古いです。 星3つ⭐️⭐️⭐️

2017/05/31

terukravitz

★★★★☆

2014/09/28

GM職員

ある日、突然超能力に目覚めてしまった男の苦悩を描いた、ド直球SF。 宮部さんの「龍は眠る」を読んだ後に、父が蔵書から出して薦めてきたのですが、当時20代前半の私には、実験性>娯楽性という印象でした(苦笑)。 主人公の悩みようは、半村先生も先の事を細かく決めずに、状況に対処するように執筆していたような印象を受けます。 ニュータイプもミュータントも常野の民も岬一郎も、人類の次の段階なのだろうに…異能力者は恐れられ、受け入れられないものなのかなぁ。 衝撃の結末は、読むのに覚悟が必要です。

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