岬一郎の抵抗 下

山口透析鉄

最後の1行がとにかく強烈でした。高度な特殊能力を持っていては、国家権力、当然の権利とばかり介入し……作者氏が世の中をどう見ていて絶望的な思いもいだいていたのか、その一端が見える秀作でした。 膨大な作品を書いてきた方ですが、この作品、完成度でもトップクラスではないでしょうか。 のちに購入した文庫本は家族にあげましたよ。

ニッシャ

人類の進化、超能力者、人間はどこまで進化するのか？ 歯痒いような進捗、結末でした。 途中から「ジェノサイド」を思い出して読んでいました。星3.7⭐️⭐️⭐️⭐️

2017/06/04

そうたそ

★★★☆☆ 感想は上巻にて。

2020/05/10

terukravitz

★★★★☆

2014/09/29

kaikoma

特殊能力を世の中を良い方向に向ける為に使った筈なのに、それを畏怖し邪魔するのもまた世の中。げに人間は不思議だと思います。清流に魚住まずで、実際に世の中はバランスで成り立っているのですね。勿論悪事や悪意を肯定する積もりは無いですが。

2011/09/18