巨いなる企て 上
巨いなる企て 上 / 感想・レビュー
Youhei Hatakeyama
堺屋太一の著作デビュー。知人から『関ヶ原』が面白かったらこちらもオススメということで読んでみました。「書きはじめるに当たって」で堺屋氏のこの関ヶ原をテーマとして理由が語られるのですが、そこで一気に引き込まれました。『関ヶ原』より石田よりで、家康がドロドロとしていますが、これまた結果が分かっているのにその経過を楽しませる「歴史小説」の醍醐味を十分に味わせてくれます。下巻が楽しみ。
2015/05/19
taipoi
石田三成を中心において対徳川戦略をどう考え選択していったかを描いている。上巻は秀吉の死〜前田利家対徳川家康の衝突直前まで。上巻の範囲では対立が後戻りできない段階まで進み、最高に張り詰めている
2013/06/20
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