柳生十兵衛死す 下
柳生十兵衛死す 下 / 感想・レビュー
きょちょ
室町、義満の時代は、南朝再興と義満が天皇になろうとする事件。 江戸、家光の時代は、由井正雪の乱を絡ませる。 室町の十兵衛満厳は江戸時代へ、江戸の十兵衛三厳は室町時代へタイムトラベルする。 陰流と新陰流を二人とも体得する。 十兵衛三部作では、「おぼろ忍法帖(魔界転生)」が面白さでは一番、十兵衛のかっこよさではこの作品が一番。 下巻は、世阿弥の能が迫力満点。 結末は、拙者決して申し上げられませぬ。 読んでからのお楽しみでござる。 ★★★★★
2017/11/10
蝉、ミーン ミーン 眠ス
話のオチ自体は概ね予想通りだったか十兵衛を殺せるものは十兵衛だけというの至極納得できるものだし、これ以外にはないという作品の締め方だったな。
2023/10/09
源次/びめいだー
柳生十兵衛三部作完結編。二つの時代が交錯する幻惑的な構成。面白かったです。
2017/04/03
sasa✾
★★★
2018/05/30
igaiga
室町時代と江戸時代を行ったり来たりと、途中でかなりこんがらがりました。 話自体は、とても面白かったです。 ただ、他の山田先生の作品のように、派手な忍法が出てこなかったのが、残念です。
2011/03/31
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