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瀧夜叉

瀧夜叉

瀧夜叉

作家
皆川博子
出版社
毎日新聞出版
発売日
1993-11-01
ISBN
9784620104898
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瀧夜叉 / 感想・レビュー

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冬見

時は平安。藤原純友から平将門の元へ送られた息子九郎の乗る船には持衰と呼ばれる航海のうちに起こる禍を引き受ける贄が乗せられていた。ある日、裏切り者の存在を見通した持衰はその力に目をつけた興世王に引き取られ覡・道摩として幻視の力を強めてゆく。◆生涯をかけて、たったひとりの男への恋のために狂い、追い詰め、宿命を操った男の物語。すべてはこの幕切れ、この瞬間のためにあったのだ。絡み合う数多のいのちの物語も、因縁も、すべて。

2022/03/07

カツイチ

なんてこった!読み終わってしまった!この物語に残念なことがあるとしたら、ただひとつ、終わること。

2022/03/17

恵美

美丈丸との深い繋がりが欲しいからと、敵になる千代童の狂った恋。BL色の強い濃密な関係がいい。

2022/09/24

イツキ

正しくは瀧夜叉。単行本版の登録がこっちしかないようなので仕方なし。道摩の造形が色っぽくて美しい。相手の宿命を司るという形の恋。狂った恋に生きた姿が印象的でした。九郎があまり報われないのがちょっと悲しい。

2022/07/27

夏子

幻想的で恐ろしく、切ない話でした。

2011/11/19

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