小説十八史略〈下〉
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小説十八史略〈下〉 / 感想・レビュー
たみ
英雄、豪傑、美妃、妖妃が繰り広げる治乱興亡の三千年(帯の文言)どど~んっ! 下巻は三国時代~西晋~南朝北朝ごちゃごちゃ~隋~唐~五代十国~北宋~(遼~金)南宋まで。読んでいて辛いところもありまくりでしたが(南北朝とか南北朝とかキィーッ!)発見も盛り沢山で良かったです。分裂過程よりも統一過程のほうが身を乗り出せて読めるの不思議。羊氏の晩年がとても気になり、遣唐使の席順クレームにはお尻がもぞもぞ。読了したら食べようと思って冷蔵庫にプリンを用意しているのですが、やっと食べれるプリン~!待ってろプリン~!
2016/03/26
vip2000
長かったのですが、読破しました。民族を交えた、王朝の興亡が単に記録されただけで無く、人の心理やエゴを踏まえて、描かれている点が面白いです。それにしても、「元」という国家が不思議です。旧来の中華と折り合いながら、キリスト教の教義まで取り入れた、帝国が、結果的には、滅んでしまいます。 ここ200年くらいはアメリカが世界のリーダーの様相ですが、人類は統一されないのが、自然の摂理と感じました。根本が「無常」と言われる仏教が、一番、世の理(ことわり)を表現していると想います。
2016/04/03
Nobuyuki Shirae
少しばかりの物足りなさ有り、やはり今度読む際は6巻ものを読もうと思う。
2010/06/13
Aki Takahashi Ishikawa
四度目の読了
2012/05/18
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