炎精 (アジア・ノワール)
炎精 (アジア・ノワール) / 感想・レビュー
ゆみねこ
第二次大戦開戦直前の上海を舞台に渦巻く陰謀に巻き込まれる家族3人。かつて幼なじみだった季乃、葉月、隼人の運命が交錯する。この作家さんはこういう時代のものを書かせたら巧い。
2011/10/16
かぐや.
凄い。1920年から1940年代にかけての時代に翻弄された季乃の一生。自分の努力ではどうしようもできない人生を受け入れ、それでも一生懸命生きようとする姿に心打たれた。第二次世界大戦直前の中国が舞台で、日本人として覚えておかなければならない歴史だと思う。それにしても季乃や凜子、香奈など女性は逞しいが、男性は弱い。
2019/01/02
akemitsu
第二次世界大戦直前の上海を舞台にしたお話。思ったよりも読みやすくてすいすい進んだ。 底知れない底辺の生活から這い上がっていく理乃がとても印象的。この時代の混沌とした雰囲気が想像できて面白かった。
2016/07/11
まし
何となく借りてしまって読んでみたが、意外と面白かった。 中国との絡みって、いろんな思惑がうごめいていて、醜い部分も含めた人間を感じやすい設定だと思った。
2013/06/04
CapH17
好きなキャラのバッドエンドに残念。季乃がかっこ良すぎ。
2014/06/13
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