悪霊 (アジア・ノワール)
悪霊 (アジア・ノワール) / 感想・レビュー
denden
2002年出版の毎日新聞社アジアノワールシリーズの1冊。220ページは長編になるのかな?バリ島とガムラン、その踊りと踊り子という今まで読んだことがない世界を覗き見できる、面白い内容になっている。ストーリーより、そちらの方へ興味が行ってしまうのは、作者には悪いが仕方ない… 小説としては、冒頭や表題からしてハッピーな終りを迎えるとは思えず、予想通りに悲劇的に終る。主人公の立ちいちが不安定という感は否めず。
2016/05/27
たぽんた
マヌやルバの踊りを見てみたい。
2013/07/20
パヤパヤ
文章がぎこちないのは作家初期の作品だからか。改行だらけの説明文はむしろ通俗を意図しているのかと考えさせらる。バリにまつわる特にフィクションは少ないので、これを震災をもものともせずに求めて挙句読んで途方に暮れる。
2011/07/10
kuri
△
2007/07/04
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