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ダイスをころがせ!

ダイスをころがせ!

ダイスをころがせ!

作家
真保裕一
出版社
毎日新聞出版
発売日
2002-01-01
ISBN
9784620106540
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ダイスをころがせ! / 感想・レビュー

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タルシル📖ヨムノスキー

元新聞記者と元商社マンの同級生コンビが、無所属で衆議院議員選挙に出ようと奮闘する物語。基本的には準備期間から投票日までの選挙の仕組みや流れをわかりやすく解説しながら物語が進むが、高校時代の恋愛問題や、戦前の汚職問題、現代の謎の土地買収問題などが盛りだくさんで、なんだか集中できずやっとラストにたどり着いた感じ。物語の中では高校時代の同級生が集まって、さながら学園祭の準備みたいな感じで描かれているが、実際に選挙を手伝ったことがある身から言わせて貰えば実際はこんなもんじゃない。まさに修羅場。思い出したくもない。

2021/01/22

B-Beat

◎新聞記者をやめて衆議院選挙に立候補するという高校生時代からの親友。その親友から秘書にと依頼される元商社マンの主人公。二人の間には何やら恋敵だった過去があったり、挫折した都市計画の裏に共通の因縁があったり。フィクションながら小渕内閣などの動きは実際のニュースを正確に辿る。そして「将来の不安を口にしながら、政治に関心を示さないのは身勝手で無責任過ぎる姿勢ではないか」と警鐘を鳴らす。政治不信、国民を政治不信にさせて得をするのは一体誰か?そんな思いはとにかく、一気に読ませるのはさすが真保作品だったかなと。

2013/10/12

誰かのプリン

最後の最後中途半端に物語が終わったのが残念。ここまで面白く書いたのに、少なくとも選挙の当落ははっきり書くべきだと思います。★4

2020/07/05

再び読書

読後にタイトルの意味をかみ締める。そうだ、テーマはまず始める事。挫折を経験したコマケンがの友人の選挙に共闘する。「クニミツの政」を読んでいたので、読みすみ進められた感がある。話しは脱線するが、漫画を過小評価してはならない。より広く語りかけが出来る漫画と小説は表現方法が違うだけの物と思う。漫画を卑下する人は物事の本質を理解する力が乏しい。本題に戻ると人生設計の変更を迫られた主人公が、難題に取り組み同級生と交わる事により、新たな生きがいを見つけていく。よって選挙結果が最後の語られていない。少し不満は残るが良し

2012/10/20

ともゆき

選挙の話。夏休み中、途切れ途切れの読書となってしまい、ちょっと時間がかかりました。少し前の時代背景。もっとスカッとしたかったな〜。

2015/08/17

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