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黒龍の柩 下

黒龍の柩 下

黒龍の柩 下

作家
北方謙三
出版社
毎日新聞出版
発売日
2002-09-01
ISBN
9784620106618
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黒龍の柩 下 / 感想・レビュー

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さつき

続きが気になって一気読み。次々と降りかかる困難に悩まされながら夢のために邁進する男たちが熱いです。あの時もしこうだったら…と想像するのは歴史物の醍醐味だけど、幕末は特にそういうifに満ち溢れた時代。極上の歴史ファンタジーでした。

2021/11/10

アルピニア

同志と共に目指した大きな夢。実現できると信じていた夢が少しづつ綻び、次第に手のひらから零れていく。まだ挽回できると踏ん張ってみても抗うことのできない何か、それは天運、あるいは時の流れなのか。そしてついに夢が潰えたと悟った時、歳三は砕け散った夢の欠片をその眼で確かめずにはいられなかった。第十三章「夢のかけら」で描かれる慶喜、勝、そしてそれを見つめる歳三と加右衛門が秀逸で心が揺さぶられた。夢が潰えた時の生きざまもまた、その人の本質を表すと感じた。最後のサプライズには続きを期待してしまう。

2022/06/14

ポチ

こんな幕末もいいんじゃないかな。土方歳三がカッコ良すぎだけど、ありですね。ここまで来たら龍馬も居て欲しかったな。

2021/11/20

さよちゃん

この小説を読んで、わたしの中で西郷さんの株が下がり、一橋公の株が上がりました。この後の、土方さんの生き方が気になります。

2013/04/01

RAKUSI

久兵衛が要所に出てくるのが謎でした。こんな終わり方もあるのかと。面白かったです。後半は一気に読んだので、力を使い切った気分です。最後の一行を読んだ瞬間大きく息を吐いていました。

2014/09/12

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