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遠い響き

遠い響き

遠い響き

作家
藤谷治
出版社
毎日新聞社
発売日
2009-04-17
ISBN
9784620107370
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遠い響き / 感想・レビュー

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聖月

△暴風雨の中で出会った男の問わず語りの「冒険譚=愚かな生きざま」を読まされるわけで、単独の小説としては・・・藤谷治版安部公房小説と読めば、新たな文学の抽斗としての評価も可能?

2009/08/09

punk1978

刊行した順、或いは執筆した順に読んでいるワケではないのでこれは的外れな感想かもしれないが、この人の本は次第に難解さを増してきているように思う。 キャッチーなメロディで所謂売れ線の音楽をやっていたバンドが方向転換し、内向的な曲調にシフトしてリスナーを戸惑わせるのと、少しだけ似た感覚だ。 もっとも、藤谷治が元々売れ線の小説を書いていたとは考えていないが。 いつも通り、この人が発揮するユーモアについては僕の好みとは完全に乖離していて全くもって笑えないのだが、この際もうそんなことは切り捨ててしまおう。

2013/12/05

じぇーん

ごめん、理解できなかった。延々語る男もそれをダラダラ聞く夫婦もそれを何かあるかもと思って読み切ってしまた自分のことも。。つらかった読書です。

2009/06/27

しんちゃん

なんとも脈絡のない話が延々と語られる。で、う~ん……、オチらしいオチがないんですけど。そこで思いついた言葉は困惑でしょうか。嵐の夜に現れ、嵐が過ぎると去っていく。一夜の夢? それでも、あれはどうなったのだろうと、気になって、妙に後を引いた作品だった。しかし文学ってむずかしい。

2009/05/29

cino

「私たちが死ぬまで、これからずっと台風が続くんですって」 今日台風です。

2013/09/16

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