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カウントダウン

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作家
佐々木譲
出版社
毎日新聞社
発売日
2010-09-25
ISBN
9784620107592
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カウントダウン / 感想・レビュー

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そのぼん

経済破綻が見えた市を立て直すために市長選挙に立候補することになった男の物語。サクサク読めたのはいいけれど、主人公のその後もかなり気になりました。この作品が完結したあとの彼の活躍の物語があるのなら是非読んでみたい気がしました。

2014/03/10

ミーママ

図書館の本📖👓 財政破綻した町の再建するための市長選の話‼️ 結構面白かった❗ 今後も財政破綻するところってあるのかな❓ 2019-66

2019/09/12

nyanco

経済が破綻し財政再建団体となった夕張市。市民は本当に大変なんだろうな。街が寂れただけでなく、行政サービスが受けられなくなり、病気になってもまともな医療を受けられない現実。夕張の隣の市という設定の幌岡市が舞台となりますが、夕張に重ねて物語を読み進めました。夕張でどんなことが起きていたのか、そして、今、どうなっているのか…、財政破たんへの顛末が興味深く、どんどんとページを捲ってしまいます。税金を私物化している市長、腐敗した議会…、胸がムカムカする。あっと言う間に読み終える面白さでした。続→

2010/10/29

ちょん

破綻した幌岡市。その市に巣食う大田原市長。市の財政を自分のお財布だと勘違いし思い通りに動かしていく大田原に虫唾が走るくらいの憎悪を感じた。大田原に添い、おこぼれをもらおうとする市議。そんな大田原陣営を敵にまわし奮闘する若き市議の森下が幌岡市長選を勝ち抜くための道筋の話。地元の市もこんな感じの議会を開いていたらどうしよう。恐ろしい。無関心も同罪。

2012/05/12

B-Beat

◎雑誌連載時の題名は「二度死ぬ町」。北海道夕張市の財政破綻がニュースになって久しいが、本作は夕張市に隣接する同じような財政危機が噂される架空(?)の「市」における市長選挙のお話。そこで描かれるのは地方自治体の伏魔殿のような財政の仕組みや地方議会の昼行燈ぶり。議員の質問や市長の答弁もリアル感十分でページ捲りが進む。しかしながらあっけない幕切れ。主人公の父親のエピソードや選挙戦の最中の中傷合戦にもう少し深みというか工夫味付けが欲しかった。もっともこんなあっさり感が佐々木作品の特徴ともいえないこともないけど。

2014/03/27

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