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悲嘆の門(上)

悲嘆の門(上)

悲嘆の門(上)

作家
宮部みゆき
出版社
毎日新聞社
発売日
2015-01-15
ISBN
9784620108087
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悲嘆の門(上) / 感想・レビュー

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starbro

「怖いよ。怪物がくる!」というフレーズから前作「荒神」(個人的には評価していません)の現代版かという危惧もありましたが、期待に違わぬ内容で上巻一気読みです。トータルの感想は下巻読了時に!

2015/02/17

にいにい

「英雄の書」の続編らしいですね。でも、「英雄の書」を読んでいなくても入っていけました。ユーリとか、「輪」を深く知るのには、「英雄の書」を読むべきなんでしょうが、「物語というものは、人間が<死>と対抗するために生み出したもの」という考え方、科学も歴史も物語。だから、言霊、言葉って大切。ネット社会をはじめ学校等での言葉の暴力、配慮ないやり取り、いじめも絡めて、渇望と殺人、物語として都市伝説として残るものと残らないもの。それを監視する組織。面白い着想だなぁ~。孝太郎の決断と輪の法則?下巻の展開が楽しみだ。

2016/01/22

まちゃ

ミステリーとファンタジーの融合した物語の面白さに引き込まれました。 死体の一部を切り取る連続殺人事件、ホームレスの連続失踪、西新宿の茶筒ビルの屋上のガーゴイル像の謎。 クマー社でサイバー・パトロールのアルバイトをする大学生・三島孝太郎と元刑事・都築茂典が謎に立ち向かう。 茶筒ビルの屋上でガーゴイル像に擬態する始源の大鐘楼 三之柱を守護する戦士・ガラ。人間の渇望を集めるガラの目的は?さあ、下巻へ。

2015/05/14

ナイスネイチャ

図書館本。「英雄の書」は読んでませんが、知らなくても読めました。ネタバレになるので書けませんが、孝太郎の判断はどうなるのか?楽しみですね。下巻が待ちきれない~!100人以上待ち・・・。

2015/09/13

文庫フリーク@灯れ松明の火

苫小牧・秋田市・三島市に遺棄された絞殺死体。共通する切断された足指の欠損。ネットでは『羊たちの沈黙』バッファロウ・ビルにこじつけ<指ビル>と名付けられたシリアルキラー。一方、それぞれの事情からガーゴイル像の鎮座する廃ビル・通称「お茶筒ビル」に辿り着いた、サイバーパパトロールを業務とする会社でバイトする三島孝太郎と元刑事の都筑。廃ビル屋上で二人の頭上に舞い降りてきたのは、昼間はガーゴイル像に擬態していた漆黒の翼持つ美貌の女戦士。2メートル越える長身に髪をなびかせ、死神の大鎌と左の瞳に二つの瞳孔持つ戦士は→

2015/01/30

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