不死鳥少年 アンディ・タケシの東京大空襲 (毎日文庫)
不死鳥少年 アンディ・タケシの東京大空襲 (毎日文庫) / 感想・レビュー
タルシル📖ヨムノスキー
私の中で石田さんといえば「平成時代の若者の生と性の表現者」というイメージだったのでこの本のタイトルに驚き手に取りました。主人公はアメリカ人の父と日本人の母の間に生まれ2つの国籍を持つタケシ。舞台は昭和20年3月8日〜10日までのたった3日間。この3日間の物語に戦時中の憂鬱さや息苦しさがギュッと詰まっています。しかしそんな窮屈な時代でも、若い恋人たちは肩を寄せ合い愛を囁くし、子供達はすべてを遊びに変える。空襲の場面で発動するタケシの能力については賛否両論ありそうだけれど、焼夷弾の恐ろしさが充分伝わりました。
2023/04/05
こばゆみ
タイトル通り東京大空襲を扱っていて中身は重たいけれど、さすがの石田作品でするする読めた。食べ物に困らず雨風凌げる家で生活できる有り難みを改めて感じる。そして昨今の世界情勢を扱うニュースを見ることが更にしんどくなる。。。
2022/03/23
tommy
★★★★★
2022/03/06
たま&サクラ
広島と長崎の原爆は、有名ですが東京大空襲は、実際どの程度、凄かったか全然知りません。 戦争なんか過去の歴史程度にしか思いませんでしたが、ロシアのウクライナ進行をテレビで見て、現実にこんな事が起こるなんて信じられないとびっくりしました。 なぜ、止められないのか、とても悲しい気持ちの時に、東京大空襲は、ウクライナの比では無いのに余り語り継がれないのは、なぜでしょう。
2022/06/26
熟腸
★★★☆☆
2024/05/24
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