複雑系ミステリを読む
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複雑系ミステリを読む / 感想・レビュー
Tanaka9999
1997年、毎日新聞社の単行本。作品紹介風の評論。1作者1作品を論評する。作品ごとの長短はある。そして最後の1編「失われた世界像を求めて」、作者曰く『付け足しの章』でありながら『ここから始まるページこそが、短い「本文」なのかもしれない』と書かれる部分。ミステリとの関りは最後の数文のみのような気がする。だとするとこの章より前の部分は何だったんだろうか。
2024/11/29
林 一歩
小指の先程も面白くなかった。何よりも文体が生理的に駄目。
2013/02/18
Tetchy
モチーフを「フラクタル」に絞っているため、理解はしやすかった。だがやはり暴走しているという感は拭えなかった。極めの一歩手前の領域で衒学する事が、この作者に必要なのだ。
2009/03/08
ありさと
なんとなく読んでみたんだが、作者が京極大好きなのはわかった。評論というよりブックガイドとして読んでしまったし、ミステリからのエヴァからのダブル村上での時代評ってあたりはね……流すよね。
2015/11/17
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