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欣求楽市―戦国戦後半世紀

欣求楽市―戦国戦後半世紀

欣求楽市―戦国戦後半世紀

作家
堺屋太一
出版社
毎日新聞出版
発売日
1998-03-01
ISBN
9784620312163
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欣求楽市―戦国戦後半世紀 / 感想・レビュー

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Tadashi Tanohata

バブル後の現代と戦国時代の共通点から、「進歩の社会」の織田信長か「安定の社会」の徳川家康か、21世紀をリードするのはどちらかみたいなテーマ。いやいや温故知新も単純過ぎやしませんか。

2014/10/13

かわかみ

堺屋氏の信長関連の著作では「鬼と人と」の方がよく読まれていそうだが、本書は信長の革新性について特に経済と軍制の面から切り込んでいて参考になる。銭で雇う兵・貨幣経済・独裁政治がその三要素と指摘するが、西欧の絶対王政の特徴たる常備軍・重商主義・官僚制と概ね重なりそうだ。そして天下布武の理念と重ね合わせて信長が日本で自ら絶対王政を布こうと企図したと見做しているが、敵対者たちとの調停に詔勅を利用した点を鑑みると、どこまで言えるのか。それでも、先日読んだ加来耕三氏の著作と並んで、信長に学ぶための良書だと思う。

2023/08/04

文章で飯を食う

堺屋太一の「秀吉」から、社会学のエッセンスだけを絞り出したような本。知ってると言えば知っているが、この本の方が、はるかにわかりやすい。私にはとても、おもしろかった。それにしても、織田信長はどこから産まれてきたのだろう。徹底的な合理主義者か合目的主義者なのだろうか。しかも、天才で不良で家庭環境に恵まれていない。周りの人は、怖かっただろうな。

2014/01/03

yukiyuki

織田信長の改革と第2次世界大戦後の日本の復興を比較しているところが面白い。構造転換の重要性と信念を持って目指すべき社会実現を行った信長は改めてすごいと思った。

2012/03/23

川上 大樹

すごく良い

2017/04/24

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