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後藤田正晴における責任のとりかた

後藤田正晴における責任のとりかた

後藤田正晴における責任のとりかた

作家
野坂昭如
出版社
毎日新聞出版
発売日
1998-10-01
ISBN
9784620312545
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後藤田正晴における責任のとりかた / 感想・レビュー

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さっちも

戦争で妹をなくしてしまった野坂。というより自分ばかり食物を食べて、飢えさせて殺してしまった妹。彼の痛切な思いが、ホタルの墓へ結晶されて名作になるのだけれど。そんな自分にした日本を憂いたのか、なんなのか、小説家から政治家に転身する時期があってその体験の象徴後藤田を描いている。固有で素晴らしい価値を有する日本という紋切りではなく、海外の文化を雑食で無節操に仕入れ、我が物にし、理想より実利、柔軟で場当たりな国民性という視点の日本論はなるほど。戦争や新潟の回想は興味をもって読めた。

2018/08/24

platoon

野坂の昭和のまとめ。後藤田は釣り。何でこんな本買ったんだろ

2011/10/06

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