割レタ鏡タチノ国デ: 日本の世紀末写真
割レタ鏡タチノ国デ: 日本の世紀末写真 / 感想・レビュー
いわちき
1978年MOMAで開かれた「鏡と窓」展は60年代以降の米写真に二つの要素=作家を映し出す「鏡」と世界をよりよく覗き見る「窓」を見出し紹介した。二分されるのではなくそれらが分かち難く結びつき、雲散霧消を繰り返す80年代以降の日本の写真の動向を拾い集めた本。75年米の「ニュートポグラフィクス」展が畠山、湊千尋、佐藤時啓、杉本博司を貫いているように読めた事が面白かった。
2016/06/28
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