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二十世紀

二十世紀

二十世紀

作家
橋本治
出版社
毎日新聞出版
発売日
2001-01-01
ISBN
9784620314969
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二十世紀 / 感想・レビュー

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amanon

あまり期待しないで読み始めたのだが、予想外の面白さだった。それにしても飽くなき欲望に突き動かされ、その欲望に翻弄され、ついにはがんじがらめになってしまう国家、政治家、企業家、そして一般庶民に対する著者の舌鋒には、本当に胸がすく思いがする。日本及び世界の近代史を概観するのに、またとない一冊だと言える。ただ、保守系の人達はあまり良い顔をしないとは思うが…

2009/05/05

がんぞ

ソ連のアフガニスタン侵攻、それの結果モスクワオリンピック日米などボイコット、華国鋒来日、アスワンハイダム完成、イランイラク戦争勃発、などあったけど’80年に日本人の心にもっとも残るのは「山口百恵の引退」であったというのも「幸福」が見えなくなった時代の夢だからか/前世紀ラスト四半分で、それまで好景気不景気を繰り返した循環型経済(それは物資生産中心・大衆消費社会であった)からアイデア勝負のデファクトスタンダード1人勝ち=統合失調症型経済に移行する。現在は日本も日本人も高齢化して認知困難症成人病多発経済になるか

2011/06/15

POWER

1900~2000年の歴史を、各4ページ×100年 = 400ページ で解説。◆前半は、無意識と冥王星の発見や、天皇機関説と愛新覚羅溥儀など、一見 無関係のような同年のできごとをうまくからめて話にするのが面白いな、という印象。後半はその点がちょっと薄れて退屈。◆これを読むまでは「昔の歴史が今と何の関係があるのかよく分からない」という気持ちだったが、読んでみて歴史が現在と深い関わりにあることが納得できた。アヘン戦争やナポレオンぐらいの昔には興味が出てきた。(紀元前の歴史とかは未だ興味が湧かない。)

2015/05/31

takao

ふむ

2024/10/16

神立裕之

個人的な二十世紀に対する感想、とはいえ、持たなければいけない視点、持つことによって見えてくるモノ、大変興味深く読ませて頂きました。

2017/01/23

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