楽しいナショナリズム
楽しいナショナリズム / 感想・レビュー
いのふみ
皮肉と逆説に満ちた、まさに“楽しい”ナショナリズム。島田さんの言葉には読み手を?き立てるものがあるな。
2014/12/02
samandabadra
面白いと思うところもあるが 読み通してみると繰り返しも多く見られる。 テーマを絞って週刊誌に連載していたため 起こったことだろう。 それがテーマに関して書き手の底が浅いのではないか という疑問へともつながる。 本にするときになって、書き足したり引いたり 何とかする気はなかったのだろうか
2009/05/25
ただし
★★★ 島田雅彦さんの本を読んだの初めてだ。 知識も豊富で、切れのある論説で面白かった。 小説はいまいちだと、妻から聞いているが、 評論書はまた読んでみたい。
2016/10/15
tamioar
島田雅彦の時事エッセイ集「楽しいナショナリズム」読了。この人は時事エッセイ色々出してるのだけど、どれも抜群の安定感。特に今作は左翼のイメージのある島田によるナショナリズム分析で、この人が素朴な左翼とは一線を画す理論家であることが分かる。中井久夫も島田雅彦もそうだけど、自分の思想を体系化しない魅力ってあるよね。実は体系化しない方が、物事に柔軟に取り組めるというか。マルクス/フロイトみたいに体系化しちゃうと、そこからこぼれ落ちる部分は無視されてしまう。まあマルクス/フロイト本人は柔軟な人だと思うけど。
2015/05/24
わう
作者のことも本当に名前しか知らなくて、どういう考えの人かも知らないせいもあるんだけど、作者の意図するナショナリズムの意味からわからなかった。古いからと言うことでもないと思うのだが。
2014/03/15
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