生きていてもいいかしら日記
生きていてもいいかしら日記 / 感想・レビュー
ゆいまある
難しいことを考えたくなくて、笑えるエッセイを求め購入。40代独身、両親と同居、特技は昼酒、体脂肪率40%超えの作者が送る細々した日常。なんだが、何も考えてなくない。この人物凄く考える人である。なので、書いてないことまで考えに考えて読んでしまい、将来のこととかお金のこととか周囲の目とか不安なんじゃないかなと思って一度も笑えなかった。無数に休憩を挟み、読むのにとても時間がかかった。私が考えすぎなのかもしれない。
2022/06/12
ひろ
前回読んだ「頭の中身が漏れ出る日々」に比べると笑いのツボはそれほど押されなかったが、公子さんのお父さん(70歳過ぎ)の食生活にビックリ!朝食に菓子パン2個を極甘コーヒー牛乳で食べる。朝食後には紅白饅頭3個を食べる。昼食は店屋物のカツ丼か天丼。それにカップ麺がつくこともある。夕食は野菜は極力残し、ひたすら塩分摂取に励む。魚も肉も漬物もトマトもサラダも、右も左も全部に醤油をかける。夕食後は自室でのお菓子摂取に移行し、夜中に目覚めるとアズキアイスを食べる。凄い!それでいて健康診断の数値はどれも正常だそうです!
2018/01/18
さおり
図書館本。ゆるいな。なんともゆるく、笑える。最近の私は真面目なので、お昼から飲むこともなく、正体をなくすこともない。思えば結婚前は、昼から翌朝まで飲んでたり、空白の時間を友の証言でうめたり(飲むと大体、空白の数時間てもんができる)しましたが、今ではそんなこんなとは無縁。それでいいはずなんだけど、若干寂しさもあり。私も結婚しなかったら、こんな風に暮らしてたかも。
2016/05/21
あつひめ
外では落ち着いて読めない。だって、いつ吹き出すかわからないから。読んでいるうちにふふが、ぐふふになってぐふっぐふっになったりするから。ツイッターや新聞の連載などで目にするのと同じように自由。働いている感を見事なくらいに消し去って、いつも遊んでるよ〜みたいに見せられるウイットに富んだ話術。さすがだなぁ。本当に頑張っている人こそ頑張る姿は見せないのだと思う。これからも北海道民として地元の作家さんを応援したくなりました。
2016/12/08
やも
1話3ページのエッセイ集。北大路公子さん初読みだったけど、面白い!元気出る。目から鱗も出た。「好奇心は身を滅ぼす」「世の中には努力して頑張ってる人がたくさんいるのだから、私は頑張らなくてもいいや」「裏の人」とか、発想が素敵。私こんな風に考えたことなかったな🤔サラサラっと読めてどれを読んでも笑える、いい本に出会えた。もっと他のも読みたい。なんなら北大路公子さんのリアルタイムを知りたいからTwitterも始めたいくらい。★4.5
2022/01/20
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