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太宰萌え

太宰萌え

太宰萌え

作家
岡崎武志
出版社
毎日新聞社
発売日
2009-10-03
ISBN
9784620319612
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太宰萌え / 感想・レビュー

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さらば火野正平・寺

2009年、太宰治生誕100年の時にたくさん出た太宰関連本の一つ。「入門者のための文学ガイドブック」という副題が付いているが、ファンブックと言った感じでもある。監修が岡崎武志というのも良い。毎日新聞社の本ながら、地方の出版物みたいな感じだが、その雰囲気に味がある。表紙をめくると扉で太宰の間抜けな写真が現れ笑わされる。余談だが、思えばピースの又吉直樹のブレイクは太宰生誕100年の後だったのだなぁ。斜陽館で働いていた人のエッセイや、太宰を演じた俳優列伝が楽しい。映画『火宅の人』の岡田裕介は激似だ。

2014/09/22

tokotoko

すごいタイトルでしょう!!でも実は、太宰治生誕100年目にあたる2009年に出版された、真面目な本です。太宰さんのことが大好きな人達が文章を寄せていたり、太宰さんの生い立ちが詳しく載っていたり、作品から珠玉の文章が抜粋されていたり。何と!その文章をちゃんと読解できてる?って、問題&解答もあったりする、面白い趣向も!!太宰さんには、先日の旅行で、ほんのちょっぴり親しみがわいたところです。萌える予定はありませんが、太宰作品(女生徒・清貧譚)に挑戦してみよっという気持ちは、芽生えてきました。

2015/04/04

★YUKA★

図書館本。タイトルに惹かれて借りて来ました!内容も面白く、特に『太宰ごっこ』が良かったです(о´∀`о)

2017/09/25

sat

監修の岡崎さんの言葉が、心の深いところに落ちてきた。 「生きるのが嫌になった時や、面倒くさい人間関係に疲れた時、心が平穏無事でない時ほど、太宰の言葉は強く心に残る」

2017/08/04

マカロニ マカロン

個人の感想です:B。来週太宰が住んで亡くなった聖地三鷹を歩く予定で、その参考本。「萌え」というタイトルだけにファンブック的な内容が多く、子どもの頃からの写真が大量に掲載されていて嬉しい本だ。太宰のファッション、髪型、写真の写り方、顔の大きさにコンプレックスを抱いていたことなど興味深かった。『グッド・バイ太宰さん』という金崎くーこさんのマンガで太宰の入水自殺の真相を推理していたが、案外こんな感じだったのかもしれないと思った。太宰珠玉作品の現国的読解テストは真剣にやってみたが、結構難しかった!

2022/09/03

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