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ひきこもりから見た未来

ひきこもりから見た未来

ひきこもりから見た未来

作家
斎藤環
出版社
毎日新聞社
発売日
2010-06-29
ISBN
9784620320069
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ひきこもりから見た未来 / 感想・レビュー

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Rubik's

★★★☆☆

2019/09/09

踊る猫

3.11以前に書かれた文章で成り立っているのだけれど、今読んでも示唆に富むものが多い。著者のいたずらに論争を煽らないスタイルの、それでいてちょっぴり意地悪な文章からは学ぶべきところが多々あるように思われる。寛容さは寛容さによって守られるべき、という意見がつとに印象に残った。私自身精神的に問題を抱えているので、この著者の文章は――中井久夫ほど「癒し」を与えてくれるものではないけれど――これからも読んでいきたいと思う。2030年問題は果たして現実のものとなるかどうか? 著者の杞憂に終わることを祈りたいと思った

2019/05/12

日曜読書人

現在「在宅ホームレス」化は、さらに深刻な問題に。

2018/08/16

半木 糺

2005年から2010年までの著者の文章をまとめたもの。「日本にホームレスが少なく、治安がいいのは、家族がひきこもりを抱えているからだ」という著者の意見には納得させられた。ただ、ひきこもりの高年齢化が進む以上、これ以上家族に負担をかけ続けるわけにはいかない。本文中にも事例として示されていたEUの青少年省のように若者に対する新たな社会的包摂の仕組みを作っていくべきだろう。

2014/04/30

copytomcat

テーマはヒキコモリだけではなく、社会全体に及んでいる。

2012/03/18

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