東京随筆
東京随筆 / 感想・レビュー
Tadashi_N
トマソン発見者による東京ぶらり旅。訪問箇所が多数ある。
2019/01/07
おいしゃん
都内100以上くらいの街を訪れた小エッセイ集だが、ほぼ全て訪れたことのある思い入れのある場所ばかりで、同じく散歩好きとしては色々な想い出が蘇った。
2024/11/18
ちゃま坊
赤瀬川原平のことを思い出していた。10年くらい前の東京が文字だけで描写されている。この街をほっつき歩いている作家さんは多いな。人がたくさんいて江戸の歴史もあるから興味深い場所も多くあるのだろう。街が変化する速度も速いから数年たつと店や駅がどんどん変わってしまう。この時の築地市場や国立競技場は今はもうない。長く東京に住んでいるが、視点を変えると知らない場所はまだまだある。散歩の興味が尽きることがない街だ。
2019/07/01
tama
図書館本 書架で偶然 赤瀬川さん好きなので 写真が一枚もない!ダメダロー!鈴ヶ森大経寺の掲示板とか亀戸天神鳥居脇の打出の小槌とか見たいしぃ。前衛芸術を目にする状況が二度ほど出てくるが赤瀬川さん「いまいち」な反応。ストレスの温床だって。梱包芸術なんかやってたのに。老成とか成熟だからそれでいいのさ。「お・おぬしできるな、と目を留めたのは・・イリヤ・レーピン」。読んでて既視感を感じたこと何度かあり、本箱でチェックしたらどうやら「散歩の学校」と重複しているところがあるようです。出版社同士による大人の解決の結果か。
2016/03/29
Inzaghico (Etsuko Oshita)
本郷の項は、知っている人も登場して思わず声が出た。わたしが大好きだったヴァリエテ本六というギャラリー兼古書店があったのだが、その店主の女性が原平さんの編集者だった。お邪魔するたびに本の話で長っ尻になり、そのときに原平さんの編集者だったと教えてくれた。「赤瀬川さんとそこで偶然ばったり会ったことがあってね」という話をしてくれたのだが、それが本書にも描かれている。なかなか見つからない原平さんの本も貸してくれた。お父様が開業した古書店をなくしてはいけない、と自分でできる範囲で再開したと話してくれた。
2023/12/22
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