怖い本と楽しい本 毎日新聞「今週の本棚」20年名作選(1998年~2004年)
怖い本と楽しい本 毎日新聞「今週の本棚」20年名作選(1998年~2004年) / 感想・レビュー
Maiラピ
10月13日に丸谷さん死去のニュースで手に取る。毎日新聞書評欄「今週の本棚」20周年記念刊行、第二弾。1998年から2004年まで7年分を丸谷さんが粗選びし、池澤夏樹さんが精選した書評の名作選。大江健三郎や筒井康隆の名前がよく出てくるのが時代を感じさせる。建築史家の藤森さんや都筑道夫さんが書評をされていてその意外性にラッキー感。かなりの圧巻です、そして読みたい本が増えること間違いなしのリスクありですw
2012/10/21
燃えつきた棒
指名制でも、委員会方式でもなく、毎日新聞の書評欄「今週の本棚」は、評者が自分で本を選んでいるという。 この本の尽きせぬ楽しさは、たぶんその辺りからきているような気がする。
2017/02/11
山田太郎
毎日新聞取りたくなった。しかし、親戚からのお願いで朝日新聞取らないといけなくなった。あの新聞の書評はどんなもんだったけか?
2012/11/18
梟をめぐる読書
毎日新聞で20年も続いている人気コーナーだけあって、まさに専門家の手による「書評のお手本」のような名人芸がズラリ。もうはっきり言ってしまうが、豊崎由美の書評本なんかよりこちらのほうが一〇〇倍面白いし、為にもなる。同じく本の感想などを書いている身としては一本一本じっくり分析に掛けるつもりだったのに、掘り出し物がないかと焦ってどんどん先へと進んでしまうというのは盲点だった。監修を務める丸谷才一の新刊を褒める書評が異様に多い(そしてこの本に採録を決めたのも…)あたりに作為を感じるものの、まあそのぐらいはご愛嬌。
2012/09/21
KAZOO
「愉快な本と立派な本」に続く今週の本棚(毎日新聞日曜版)の1998年~2004年までの書評を池澤夏樹さんが選んで編集したもので、非常に役に立ちます。三分冊の二冊目ですが、年代別にどのような本が当時出版されていたのかという面からも参考になりました。
2013/01/23
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